電気で湯沸し
		電気による給湯器には電熱ヒーター式と熱交換式の2種類があり、どちらも沸かしたお湯を貯湯タンクに蓄えておく方式です
深夜電力で湯沸かし
			電力会社によって時間設定は異なりますが、電気料金の割安となる午後11時~朝7時までの時間帯に稼働させるタイマー制御が一般的です。
			朝7時の時点で貯湯タンク内のお湯の温度が80度~90度になるまで沸かしておき、昼間はタンク内から給湯をすることで電気料金を抑えられるようになっています。
			タンク容量は150L~550Lまでがあり、吸排気や燃料設備を必要としません。
			電熱ヒーター式は設置地域を選ばず、寒冷地でも使用可能となっています。
			オール電化住宅が注目されるにつれ人気が高まっています。
		
電気式のメリット
			熱交換式はエコキュートとも呼ばれており、エアコンと同じ原理によって熱エネルギーを作り出す方式です。
			ヒートポンプにより大気の熱を使うことで、使用する電力量以上の熱量を作り出すことが可能となっています。
			安価なランニングコストが最大のメリットであり、電熱ヒーター式でもガス給湯器や石油給湯器に比べて安価となります。
		
電気式のデメリット
			同時にデメリットも多くあり、貯湯タンクの設置スペースや給湯の勢いが弱い点、貯湯を使い切ると水になってしまう点などが挙げられます。
			またエコキュートは購入時のイニシャルコストが高額になり、ヒートポンプは7~10年ごとに交換が必要になります。
			それら全てのコストを考慮しても、長い期間で見れば他の方式より安価となると言われていますが、給湯器としては手間がかかる方式となります。